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実家を空き家にしている方が多い

執筆者の写真: takashi itotakashi ito

更新日:2024年5月16日

 実家を相続すると壊してしまおう、もう古いから、壊すか売ってしまおうとおっしゃる方が非常に多いです。

 テレビや新聞は、空き家を所有していることが如何にも悪いことのように報道していますから、古い家=無価値である。社会的に存在していてはいけないのではないと考え、悩んでいる方も多いことです。

 しかし、まだ親が亡くなったばかりだから、片親が施設で元気だから、世間体が悪いからなどの精神的理由や、取り壊し費用の工面ができないからなどの経済的理由により手が付けられないことがあり、自分がその立場になってみれば理解のできることでもあります。

 当事務所では、主として相続物件を取り扱う中で、リノベーションして使用したい方にその家をバトンタッチする事業を展開しています。

 一般の不動産会社では、「貸家はありませんか」と尋ねると、築何年のリフォーム済みの家を紹介します。それでは、リノベーションしてその家の価値を高めようとする人には不満です。それに、貸家は古くなればどんどん賃料が下がります。

 当事務所では、古い家=どのように手直ししても良い、リノベーション自由の物件を紹介します。リフォームは機能回復ですが、リノベーションは新しい価値を創造するから、その家が喜んでくれると信じているからです。所有者も生まれ変わった家にびっくりします。

 リノベーションをして使い方には喜びを、所有者には賃料を得る喜びを、空き家には再生して長生きする喜びを。

 当事務所の代表も実家をリノベーションしてくれる方にお貸しして、非常に良かったと喜んでおります。

 
 
 

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