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何を読んでも誰から言われても不安な時代
童話 レンタル毛皮屋さん 日々木 ケイ著(文芸社刊)
「多様性(ダイバーシティ)」をテーマとした物語「レンタル毛皮屋さん(文芸社/日々木ケイ著)」について、「多様性を尊重する図書」として一般社団法人ディアパートナー推進機構と行政書士シニアライフステージ総合法務事務所及び合同会社シニアライフステージが推薦しました。
この童話は、ヒトと動物の境をも越えた多様性を尊重し、自分らしく生きる喜びを共感できる物語です。
森の5匹の動物たちがヒトになってみました。そうしたら?「ヒトはいろいろな物を持っていることが分かった。ヒトは物を持っていないと不安なんじゃろう。わしらは、物を何一つ持っていないが、ありのままの自分で幸せじゃぞ」
物語のあとがきには、「ヒトとして生きることに息苦しさを覚えたら、一度動物になってみませんか。動物園の檻に入り、ヒトを観察して、いっとき動物として過ごしてみる・・・ そうしたら、もっと自分らしく生きられるかもしれません。」 と記されています。
書名:レンタル毛皮屋さん
著者:日々木ケイ
出版社:文芸社
定価:1,000円+税
対象:小学校高学年~一般
発行:2020年12月
本の帯など細部にも工夫が凝らされている楽しい物語です。ぜひ、読んでみてくださいね。

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